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保育園に過剰要求する怪物

モンスターペアレンツの保護者

モンスターペアレンツとは過剰なクレームを付けて来る保護者のことを差しています。
「保育園というサービスを利用してやっている」感覚を顕著に持った保護者は、時に常識外れの要求をして来るのです。
保育士はモンスターペアレンツ対応も覚えておかなければ、様々な苦労をするでしょう。
いくつかの実例を紹介するので、保育業界に巻き起こるモンスターペアレンツの問題を把握しておきましょう。

トイレのしつけ

よくあるクレームとしては、子供のしつけやトイレトレーニングです。
一般的な教育は家庭でやるのが常識ですがそれを保育園側に要求してくるのです。
要求するだけであれば、それは家庭で行ってもらうことだと伝えれば済む話です。
問題は家庭でのトラブルを保育園側に擦り付けて来る場合です。

子供のトイレに行けずにおもらししてしまい、ブランドバッグが汚れたとクレームを入れて来る保護者が居ます。
30万で購入したバッグの全額を弁償するように保育園へ要求したのです。

理由は、保育園でちゃんとトイレのトレーニングをさせていないからと言うものです。
この事例では家庭でのことは保育園側の責任では無いと説明して終わりに向かいましたが、納得が行かないのかイライラした態度で保育士に当たるようになったようです。

演劇の役柄

次のクレームも良くあるものですが、お遊戯会で主役をやらせろ、仲の悪い子供を出演させるな、というものがあります。
こうした自分の子供しか愛せない自己中心的なクレームも厄介です。

このような事例では保護者へ時間を掛けて説明し納得してもらうしかありません。
時にはイベントそのものが中止に追い込まれるケースさえあるので、対応を間違わないようにしましょう。
決して1人では対応せず園長や同僚と話し合って進めるようにしてください。

教諭の辞任要求

保育士の先生を辞めさせろ、とクレームを入れるモンスターペアレンツも珍しくありません。
新人は信用出来ないから辞めさせろ、という経験値を基準に言う人も居れば、単純に気に入らないという場合もあります。

子供が先生に叱られたことを根に持ってクレームを入れてくる保護者も少なく無いのです。
例えそれが子供が悪いことをしていてもモンスターペアレンツ側からすれば関係ないのです。
気に入らないことがあったらそれが行動のすべてになってしまいます。

必ず周囲に相談を

ガッツポーズをする女性保育士

モンスターペアレンツは常識が通用しません。
まずはじっくりと話を聞いて、相手がどのような思考回路でそのクレームに至ったのかを見極めましょう。

その後で、保育園の役割を理解してもらったり、問題の事実確認をしたりするのが大切です。
無闇に謝ったり、1人で解決しようとしたりするのは禁物です。
必ず園長や同僚と一緒に対応するように心掛けましょう。