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公表値では残業1時間程度

今にも泣き出しそうな女児

改めて宣言するまでもなく保育士は残業が多い職種です。
季節毎のイベントでは、壁に折り紙のアートをしたりプログラムの内容や進行方法を考えなければいけないですし、保護者の迎えが遅ければ最後の一人まで面倒を見なければなりません。
勤務時間内に仕事が終わらず自宅に持ち帰って対応した経験がある保育士は少なくないはずです。

そんな保育士の勤務時間は年収ラボによると平均は月175時間とされており、20日間勤務したとして毎日8時間勤務にプラスで残業を1時間している計算になります。
これだけ見ると勤務時間は大したことが無いように感じるかもしれません。

しかし、冒頭で述べたように保育士の人は仕事を家に持ち帰っていることが多々あります。
当然ですが、この自宅への仕事持ち帰りは残業時間に含まれていません。
給料は発生しませんし、残業時間もカウントされない空白の時間があるのです。

平均残業時間は約1時間とされていますが、実態はもっと多い時間が残業としてカウントされていなければおかしいでしょう。
毎日3時間以上残業を経験した保育士もいるため、これは由々しき問題だと認識しなければなりません。

勤務時間外も仕事モードが抜けない

仕事の疲れが抜けない保育士

特に私立の保育園では子供の指導案やピアノの課題曲が複雑で休日に仕事をしている人も珍しくないのです。
ピアノの練習は残業とは言えない。そう言う人もいると思います。

昼間は子供の対応で忙しいため、指導案や行事の準備は必然的に休日へずれ込んでしまいます。
そうした負担を見ないようにしてきた結果が、保育士不足の現在に繋がっているのは疑いようがありません。

業務時間外での対応を当たり前のように求められている保育士はプライベートを犠牲にしているのです。
当然、業務時間外では仕事をしないと決めてやらないという手段もありますが、このような行為が許される職場で無ければ仕事が出来ていないと低評価を受けるでしょう。
昔からの慣習が悪い形で影響していると言えます。

残業代未払い問題

残業代が未払いで困り顔の保育士

さらに追い打ちをかけるのは残業代の未払いです。
みんな同じように残業しているから。財政難だから。そうした理由で残業代がまともに支払われない例があります。
法律で定められているにも関わらず、公然とそれを無視している現状はまさにブラック企業です。

保育士を取り巻く給料状況はお世辞にも良いとは言えませんが、企業保育士・公務員保育士など中には年収400万円を超えながら健全な勤務体制が整っている職場も存在するのです。
実際に転職をするかは別として、自身の可能性やキャリアデザインを知るためにも保育士転職サイトを活用してみてはいかがでしょうか?