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多様化する保育士の働き方

おもちゃで遊ぶ幼児

保育士の働き方も社会の動きに合わせて多様化しています。
正社員が当たり前だった時代は終わりを告げ、今では派遣や非常勤も主戦力となっており多くの保育園で活躍しています。

派遣や非常勤と聞くと収入が不安定で怖いと感じるかもしれませんが、これらの働き方には正社員に無いメリットもあるのです。

時給も悪く無い

派遣保育士は、基本的に時給で働くことになります。
相場は時給1,000〜1,500円程で中にはそれ以上の金額を提示している求人もあります。
少なくともスーパーのレジ打ちよりは高い時給が約束されています。

また、残業がほぼ無いのも派遣の大きなメリットでしょう。
仮に残業をしたとすれば派遣会社経由で残業代が発生するので、働いた分だけ給料を貰えます。
もし残業代が出なければ、派遣会社側が罰則を受けるので申請すれば確実に残業代が貰えると考えてよいでしょう。
(残業代を渋る派遣会社があればあれば、別の派遣会社と契約をすれば良いのです。)

働く時間にも融通が利き、例えば13時からしか働けないという条件を提示しておけば、それに合った職場が紹介されます。
週に1回だけ働きたいというような特殊な要望を出さない限り安定して職を提供してもらえることでしょう。

責任の重い仕事が少ない

派遣で仕事をする保育士は、基本的にサポートや雑用をこなすことになります。
重たい責任や膨大な仕事を押し付けられる心配が無いのも心の負担を軽くしてくれます。

万が一、職場で人間関係のトラブルに巻き込まれても派遣会社が間に入って仲裁を行いますし、修復が不可能であれば別の保育園へ派遣先を変更してもらえばよいので、こちらも自由度が高いと言えます。

リスクとデメリット

リスクとデメリットを考える保育士の女性

一方で派遣保育士のリスクですが、長期的に同じ職場にいられる保証が無いという点です。
派遣契約期間が終われば他の職場に移ることとなります。
これだけ保育士不足が問題になっている昨今ですので、新たな働き先が見つからないという心配は不要でしょうが、本人の意向とは無関係に慣れ浸しんだ職場を離れなければならない可能性もあるのです。

また、スキルを身に付けられない点も挙げられます。
将来、保育士の正社員を目指しているなら派遣で働くのは止めておきましょう。

派遣の保育士がやる仕事は基本的にサポートになります。
保育士に必要なスキルが身に付かないので、将来を見据えるならある意味リスクだと覚えておいてください。
空いた時間にパートで稼ぎたいぐらいの気持ちならあまり気にしなくて良いでしょう。

給料に関してですが、正社員と派遣の給料はあまり大差ありません。
しかし、正社員にはボーナスがあるため、年収で考えると50万以上の差が出ます。
自由な働き方を選ぶか給料と安定を選ぶかによって働き方は変わるでしょう。

現在、非正規雇用の保育士は全体の50%近くにまでなっており派遣保育士の割合も年々増えています。
持ち帰りの仕事が無い、職場の人間関係が悪化したら別の保育園へ移れる、というメリットはとても魅力的です。
精神的に追い詰められてボロボロになるぐらいなら自由な派遣の立場を選ぶのも悪くはないでしょう。